【読了】紙の月
最近、自分の暮らしと他人の暮らしを比較してしまいます
「リムジンに乗って友人の誕生日パーティーをしてきた♡」
「ブランド物のバッグを購入した♡」
「彼氏がサプライズでみなとみらいのホテルを予約しといてくれた♡」
こんな投稿ばっかりで嫌気がさします
どの人も私よりも幸せそうな暮らしをしている、羨ましい
こんな平凡な暮らしから脱却したい
でもお金がない…………そうだ、横領しよう!!!
とはなりませんよね普通
でもそう思っちゃって横領して海外まで逃亡しちゃった人の話です
はっきりいって現実味は全くありません
若い男がいてブランド物を身に着け目についたものを値段も見ずに買い豪華な物を食べ庶民とは違う暮らしができる……
誰だって一度は憧れる世界だと思います
周りの人に羨ましがられたいと思ってしまうのは仕方がないことです
でも自分が与えられた範囲内で如何に工夫して楽しいものにするのが自分の人生において重要なことではないでしょうか
私は冒頭で「どの人も私よりも幸せそうな暮らしをしている、羨ましい」といいましたが今の生活に決して不満があるわけではありません
いつでも相談にのってくれる親がいる幸せ
くだらない笑い話のできる友達がいる幸せ
欲しいものは財布と相談しなければならないけど最終的に買えた時の幸せ
ちょっとした幸せを日常生活で見つけていくことが重要なことだと思います
以上がこの本を読み終えて思ったことです
おさち
2014年6月9日の三宅健のラヂオを思い出して
2014年6月9日の『三宅健のラヂオ』で健ちゃんが
「秋田県立美術館でレオナールフジタの作品を見た」といった発言をしたことを思い出したのですが
①そもそもレオナールフジタって誰でしょう?
レオナール藤田は「おかっぱ頭」「丸眼鏡」「ちょび髭」
のオシャレで特徴的な見た目の明治・大正時代の画家です
(似顔絵を描いたけど予想以上に似てないのでやめときます)
フランス国籍を取得しているためフランスでもっとも有名な画家とも言われています
そんなフジタの絵の画題と聞かれて思いつくのは「猫」と「女性」です
特に裸婦の肌の色は普通の油絵では表わすことの出来ない温かみのある白で乳白色の肌といわれていました
その白をだすにはどのような素材を使っていたのかフジタは生前、口外にしませんでした
研究者により「卵の殻を絵の具に混ぜていた」など様々な予測がされていましたが
近年の調査研究により和光堂のシッカロール(ベビーパウダー)を使用していたということがわかりました
シッカロール詳細ページ|離乳食、粉ミルク、ベビーフードの和光堂
②健ちゃんの鑑賞した「秋田の行事」ってどんな作品?
では、健ちゃんが鑑賞した「秋田の行事」とはいったいどのような作品なのでしょうか
この作品は昭和12年(1937)に制作された巨大壁画で秋田のお祭りや民族について描かれています
もともとは平野政吉という秋田の資産家で美術蒐集家である人物のコレクションでした
③秋田まで行けないけどフジタの作品が見たい!
待ってましたその言葉!!!
私が最後にフジタの作品を見たのは
2014年10月25日(土)から2014年12月7日(日)まで目黒区美術館で開催していた
「ふたつの時代-所蔵品でたどる「パリの日本人」 第一部フジタのいる街角-巴里の誘惑、1910~30年代」展ですなのですが
ふたつの時代ー所蔵品でたどる「パリの日本人」第一部 フジタのいる街角ー巴里の誘惑、1910~30年代 | 目黒区美術館
実は今、都内でもフジタの作品を鑑賞することが出来るんです・・・!
それは竹橋にある東京国立近代美術館で2014年11月11日(火)から2015年3月1日(日)まで開催されている
「MOMATコレクション」展
所蔵作品を展示しているこの展覧会で東近美が所蔵しているフジタの作品を鑑賞することが出来ます
料金は一般 430円で大学生130円
えっ、高校生以下は・・・?と思ったそこのあなた!!!
なんと無料です
春休み期間も開催しているので是非お友達といってみてくださいねっ
おさち